« 東日本大震災一周忌@ホノルル | 最新記事 | 第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会 »
第8回 曹洞宗ハワイ・北アメリカ檀信徒大会に先立ち、日本及び北アメリカから渡航したグループでハワイ・オアフ島の寺院を拝登いたしました。
アメリカ合衆国、ハワイ州には現在 曹洞宗ハワイ国際布教総監部 管轄の
両大本山ハワイ別院 正法寺
アイエア 太平寺
ワイパフ 大陽寺
ワヒアワ 龍仙寺
カウアイ 禅宗寺
モロカイ 弘誓寺
マウイ 満徳寺
ヒロ 大正寺
コナ 大福寺
の9か寺(オアフ島には4か寺)があります。
■両大本山ハワイ別院 正法寺
曹洞宗ハワイ別院正法寺 (Soto Mission of Hawaii Shoboji) は、ワイキキビーチから車で10分ほどの Nuuanu Avenue、日本領事館の向かいにあります。
曹洞宗ハワイ国際総監部もこの建物の中にあります。
太平洋戦争終戦後、ハワイの日系社会は大きく変貌しました。一世からハワイで生まれ育った二世の時代になり、戦前まで温存されていた日本の生活様式が次第にアメリカ化し始めたのです。
この変化に対応するために、当時別院の住職だった駒形善教師が、これまでの日本式の寺院ではなく、国際化社会に対応する本堂を建設する方針を打ち出した。
正法寺の外観は日本の木造建築の本堂とは様相が異なり、インドのブッダガヤ大塔のような寺院であるのは駒形師の考えによるものだそうです。
境内には、日本語学校としての和敬学園がありましたが、1990年には無くなり、「曹洞アカデミー」という英語の小学校になっています。
この建物は、1952年完成。建立当時は、堂々たる大寺院に多くの参拝者、観光客が訪れました。
本堂内部は教会のような造りが特徴です。参列席は長いす、真ん中に通路があります。
週末には日系二世の仏式結婚式毎週のように行われ、1980年代後半までに500組以上の挙式が行われたそうです。
⇒現在でも、もちろん仏前結婚式は行われていますし、一般の方の海外ウエディングもできます。
1903(明治36)年に河原仙英師により建立された、ハワイで一番古い寺院です。
広間で、メンバーの皆さんによりご用意いただいた果物、スイーツなどを戴きました。
壇上には雛人形が飾られています。なんと60年以上の歴史を持つ人形だそうです。
本堂内部は、やはりは教会のような造りが特徴です。参列席は長いす、真ん中に通路があります。
ハワイの寺院には、必ず星条旗が掲げられています。
境内にはパトカーが駐車されていますが、ここの国際布教師である駒形宗二師がポリスチャプレンを勤めているからです。
それぞれの寺院で手厚い歓迎をいただきました。