SOTO禅インターナショナル (SZI)創立15周年記念事業としてスタートした「塔婆供養で植林支援」事業は本年2年目となりました。
この事業はNPO法人GNCとともに進めているものです。
お陰様で、皆様のご理解ご協力をいただき、本年(2009)年度も昨年と同本数、25,000本分の苗木支援が集まりましたので、GNC事務所に寄託させていただきました。
2008年度と合わせると累計50,000本となります。
これらの苗木は共存の森づくりプロジェクトとして、85年、89年、92年、96年の大火災で約70%(32000ha)が被害にあったモンゴルの永久凍土地帯に、森林再生のため植樹されでいます。
今回の支援で集まった分は来春(2009年4月下旬?5月初旬)の植林を予定しています。
昨年度分は今年5月?6月にかけて植林されています。
その報告は文末のリンク先に記載していますのでご参照ください。
GNC代表宮木氏を囲んで卒塔婆を中心とした資源の循環システム(文末関連ブログ記事リンク参照)の具体的方策につい話し合いをいたしました。
また、今年6月に植林した苗木の活着状況や、活着しなかった苗木の植替えを行なったことなどの報告をいただきました。
塔婆供養で植林支援事業は引続き継続して行なわれます。
皆様のご協力をお願いいたします。
■関連リンク
SOTO禅インターナショナル「塔婆供養で植林支援」
■関連ブログ記事
廃油回収と植林支援シール
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モンゴルの植林地を訪ねて
近くて遠い国モンゴル
卒塔婆を中心とした循環システム
塔婆供養で植林支援?植林を担う人材育成
塔婆供養で植林支援中間報告
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一本の塔婆で一本の苗木がそだちます
> kameno先生
お疲れ様でした。
今春のは、今ひとつの定着率だったとのお話しですが、これでまた、前進ということでしょうか。未来に向けて継続的な支援が出来るように、我々の意識改革も求められますね。
投稿者 tenjin95 | 2009年11月 2日 11:01
tenjin95さん
モンゴルの植林地では、例年よりも降雨が少なかったことも影響しているようです。
定着しなかった苗木は秋に植え直しをしていただいたとのことです。あとは氷点下何十度にもなる厳しい冬を乗り切ってくれることを願うばかりです。
苗木が大きく育つことと同様に、この事業も継続的な支援ができるといいですね。
投稿者 kameno | 2009年11月 2日 23:56
以前、この活動について色々相談に乗っていただきありがとうございました。
この「塔婆で植林支援」は、うちの寺でも確実に檀信徒各位に定着しつつあります。
会報掲載の視察報告もコピーをして法堂に掲示させていただいております。
今後も更なるKamenoイズムを発揮していただくことを期待して止みません。
投稿者 叢林@Net | 2009年11月 3日 01:16
叢林@Netさん
いつもお世話になっています。
会報のコピーも活用くださり、心より感謝申し上げます。
御寺院の皆様や施主の皆様に、定期的に苗木の状況をお知らせしていきたいと思います。
実際に植林地を訪ねるツアーを何年後かに行なうのも良いかもしれませんね。
投稿者 kameno | 2009年11月 3日 09:44