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明日は小正月を迎えます。
小正月とは、元来は旧暦1月15日、すなわち旧暦正月満月の日(今年は2月9日)のことをいいますが、太陽暦となってからは、元日を大正月、1月15日を小正月としています。
門松、正月飾りにより歳神様をお迎えし、松の内が明け正月飾りの役割が終わるころには正月の諸行事が一段落します。
7日には七草粥をいただきました。11日には鏡開き。
そして小正月前後にはこのようにどんどやきを行う風習が各地で残されています。
このあたりでは14日にどんど焼きを行う慣わしになっています。
ということで、本日午後、永谷天満宮において「どんど焼き」が開催されました。
左義長(さぎちょう)とも呼ばれる火祭りです。
新年にお飾りした門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。
また、繭玉と呼ばれる、木に丸めた餅を刺したものを焼き、それを食べることによって、一年の無病息災を祈願します。
書き初めを焼くことによって、それが高く舞い上がれば上がるほど習字が上達すると言われています。
とすれば、これを書いた人は相当上達が見込まれますね、きっと。
氏子会の方々による豚汁の振る舞いもありました。
翌15日には小正月を迎え、小豆粥をいただきます。
ちょうど15日の朝には定例坐禅が開催されますので、裏山の畑で収穫されたササゲをお粥に入れる予定です。