今年の夏は、例年にも増して記録づくめの暑い夏になりました。
全国的に猛暑日が続き、9月に入ってからもまだまだ残暑が続く予報になっています。
エアコンの稼働も多くなり、一日中空調を稼働させておくことも必要になりました。
貞昌院では2003年(平成15)年11月から約5Kwの太陽光発電設備、2016年(平成28年)1月から約5Kw、合計約10Kwの設備を運用しています。
太陽光発電運用から22年、まだまだ大きな故障もなく、順調に発電を続けています。
今年の夏、貞昌院の電気代はどうだったでしょうか。
月ごとの電力使用料、電気料金のグラフを、昨年の実績値と比較してみました。
貞昌院の消費電気電力量(左図)と、電気料金の月毎の実績値(右図)
(令和6年=青、令和7年=赤)
これを見ると、この夏は、昨年よりも消費電力量、電気料金ともに下がっています。
大きな原因は、毎日のように晴天が続き、太陽光発電の発電量が昨年よりも多かったこと要因だと考えられます。
例として今年8月15日の一日の消費電力(東京電力からの購入電力)のグラフを作ってみましてた。
このように、昼間は、消費電力(東京電力からの購入電力)がゼロになっています。
この時間帯は、太陽光発電の発電量が、消費電力を上回っているので、発電した電気を自己消費したうえで、さらに余剰になった電力を売電しているからです。
売電の電力量の推移はこのような感じです。
貞昌院からの余剰電力売電量の推移(2025年8月は23日までの集計のため数値が低くなっています)
結論として、今年の夏は記録的に暑かったけれども、その分、記録的に日射量も多かったため、日中はエアコンなどを稼働させていても、その自己消費電力量を大幅に発電量が増えているので、結果として消費電気電力量と、電気料金は昨年よりも低くなりました。
それにしても、来年以降も、このような夏が続いていくのでしょう、暑さ対策も万全にしていかなければなりません。