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ここのところ、空気が乾燥した天気が続き、夜空の星を観測するには好時節です。
さらに、今日は、ほぼ新月であり、また、フル惑星パレードという、すべての太陽系惑星を同時に見ることができる特別な条件がそろっています。
日没直後貞昌院の裏山から西の空をながめると、この時期は富士山のやや南側に陽が沈んでいきます。
(春彼岸には日没の位置はだんだん北にずれていき、ちょうど富士山の位置に太陽が沈みます)
日没からしばらく経って魚眼レンズを使って撮影した写真が↓こちら。
クリックすると拡大します。
すばるの南側に見えている天王星は、6等星の明るさなので、写真でようやく判別できるかどうかといったところです。
金星、木星、火星はとても明るく輝いて見えるので、それぞれの位置確認の目印になります。
貞昌院裏山より。右下は横浜市営地下鉄の光跡、左下はイトーヨーカドーです。露出4秒 photo by tesshu
↑の写真と同じ範囲をSterra Theater でシミュレーションしたものがこちらです。
日没直後の惑星パレードの概要がよくわかります。
ただ、土星、水星はほぼ太陽に近い場所なので、肉眼ではとても見ることはできません。
シミュレーションの時刻をもうすこし進めてみると、普段の星空に明るい惑星が加わって、とても賑やかな星空になっていることがわかります。
この時期に夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。