大型連休が始まります。
休日に旅行を計画されている方も多いことでしょう。
そんな中、外国為替市場の円相場は、対ドルの円の価格が下落基調にあり、1ドル=158円台にまで達しました。
これだけ円が安くなったのは1990年以来34年ぶりということです。
アメリカ経済は、例えば株式市場は2009年以来上昇を続け堅調に推移し、アメリカでの金利利下げの可能性が少なくなり、金利がほとんど無い日本との金利差が続くということが大きな要因として挙げられています。
浅草寺を訪問した際には、その参拝客の多さのなかで、訪日旅行客の多さに驚かされました。
円高の進行により、海外からみる日本は、けた違いに物価が安い国として見られています。
円安・円高のメリットデメリットはそれぞれあるものの、急激な変動は決して良い影響をもたらしません。
日本の様々な分野における産業構造が抜本的に変革していかなければ、急激な為替の変動に対応することはできないでしょう。
今後の経済の動向を注視していきたいところです。