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近隣の寺院(旧鎌倉郡の21か寺で構成される教区寺院)の夏の大施食会(大施餓鬼会:おせがき)行事を終え、慰労反省会が熱海で行われました。
コロナ過のため暫く休止しておりましたが、多くの御寺院方参加の久しぶりの開催でした。
併せて、関東大震災100年目を迎えるにあたり、「人権と災害」に関する研修も行いました。
「人権と災害」~寺院の災害支援と平時の備え~
これまで、宗門の人権学習においては、度々災害に関する研修が行われてきており、前年度(2022年)は「ここから~東日本大震災から10年~」というテーマで、東日本大震災の事例をもとに学習が行われました。
今年は、関東大震災発災の大正12(1923)年から100年の年にあたります。
また、東日本大震災でお亡くなりになられた方の十三回忌にもあたります。
そこで、今回の人権学習では「人権と災害」を軸に、災害などの非常時における諸問題と、平時における寺院の備えや実践について「『人権と災害』~寺院の災害支援と平時の備え~」として研修が行われました。
研修の形態としては、事前にまとめられた資料の輪読を最初に行い、引続きグループに分かれて意見交換という形式で進められました。
昨年締結された横浜市仏教会と横浜市との「大規模災害時における施設提供等の協力に関する協定」の締結が具体的に進行している事例もあり、有意義な討議が行われました。
会場となった旅館には久しぶりに訪れましたが、リノベーションによって、より快適な空間へと進化していました。