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ハワイ州マウイ島で発生した森林火災は、島内の複数個所で同時多発的に発生し、延焼が現在も続いています。
火災に起因して亡くなられた方は、このブログを書いている時点で少なくとも55人を超え、特にハワイ王朝時代の首都であったマウイ島のメイン都市、ラハイナ地区では壊滅的な被害となっているようです。
まずは心より御見舞い申し上げます。
この山火災の状況はネットを通してその被害の大きさが伝わってきています。
NASA提供の火災マップ:クリックすると現在の状況が閲覧できます。
ラハイナ地区は、マウイ島の伝統的な地区であり、島の中心地区でもあるため、「ラハイナ本願寺」「ラハイナ浄土院」など日本の寺院もいくつか点在しています。
これら寺院は、本堂が消失するなど大きな被害が出ているという情報もあります。
ANNchニュース
なお、曹洞宗の寺院は、ハワイ州には現在 曹洞宗ハワイ国際布教総監部 管轄の
両大本山ハワイ別院 正法寺
アイエア 太平寺
ワイパフ 大陽寺
ワヒアワ 龍仙寺
カウアイ 禅宗寺
モロカイ 弘誓寺
マウイ 満徳寺
ヒロ 大正寺
コナ 大福寺
の9か寺があります。
マウイ島にある曹洞宗寺院は、マウイ満徳寺1か寺です。
マウイ満徳寺は島の北側のビーチ沿いに位置するため、現在のところは火災の範囲からは外れています。
しかし、山火事は未だ鎮火に至っておらず、また、メンバー(日本でいう檀家にあたる)の方々の多くが被災されており、今後も予断を許しません。
一刻も早く事態が収拾することを心より願います。