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近年、燃料費の高騰や円安の進行によって、光熱費の高騰が報道されています。
そこで、貞昌院の電力消費量、電気料金を令和3年度(令和3年4月1日から令和4年3月31日)、令和4年度(令和4年4月1日から令和5年3月31日)の2年間分比較してみました。
なお、貞昌院では約10KWの太陽光発電設備を運用しているため、消費している電力のうち、東京電力からの購入電力は下図のオレンジ色の部分の電力量になります。
※今日のブログ記事は、このオレンジ色の部分について記載します。
東京電力の「ビジネスTEPCO」で、購入電力量の実績をグラフで表示してみます。
図1 貞昌院の購入電機電力量(令和3年度=青、令和4年度=赤)
また、それに対する電気料金の実績は次の通りです。
図2 貞昌院の購入電気料金(令和3年度=青、令和4年度=赤)
こうしてみると、令和3年度に比べ、令和4年度は東京電力からの購入電力量は一年を通してかなり節電できていることが判ります。
しかし、電気料金は、令和3年度に比べ、高騰していることが実感できます。
特に、この年末(10月~1月)あたりの高騰が顕著です。
これは、燃料高騰による燃料調整額が反映されたことによります。
2、3月は、高騰が落ち着き、昨年並みに低減されています。
これは、政府が電気料金対策として補助金を適用していることによるものでしょう。
当面の間は燃料高騰の傾向は続くと思われますので、電力消費、電気料金の推移には引続き注視していくことが必要になりそうです。