Search

全てのブログ記事一覧

TOPページへ


Creative Commons License
このウェブログのライセンス: Creative Commons License.

大賀蓮植替え作業

貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の鉢の植替えを行いました。

例年、2月半ばに行っています。
まだ気温が低い日が続いていますが、地中では蓮根から発芽しているため、この時期に植替えすることが望ましいのです。

蓮の地上部は枯れていますが、土の中では蓮根が成長しています。
昨年までの蓮根と、新しく成長した蓮根が混在し、細かい根が絡みあい、土も固まってしまっているため、このままにしておくと次の世代が大きく育ちません。
そのために、この時期に古い蓮根を取り除き、また、新しい用土を足し、土をかき混ぜる必要があるのです。

鉢が大きいと大変な作業になりますが、この一手間が良い花を咲かせるためのポイントになります。


20230214-15.jpg 20230214-19.jpg 20230214-14.jpg


蓮鉢を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。
古い根と、新しい根を分け、古い根は取り除きます。


今年もたくさんの蓮根が収穫出来ました。

20230214-20.jpg 20230214-16.jpg 20230214-25.jpg

新しい根には、もう新芽が伸び始めています。

20230214-21.jpg


蓮根は長く連なっていますので、3節程度に切り分けていき、新し土と肥料を加えて植替えていきます。
よくかき混ぜた後、新しい蓮根を植え付けていきます。

20230214-17.jpg 20230214-18.jpg

20230214-22.jpg 20230214-24.jpg


これで作業は終わり。
今年もも美しい花を咲かせることを期待します。


蓮の植替え一連の作業を動画にまとめていますので、こちらもご参照ください。

投稿者: kameno 日時: 2023年2月14日 16:20

コメントを送る