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明日は暦の上で春を迎える「立春」です。
今日は、立春の前日の節分。
木曜日にあたりますので、定例坐禅会が行われました。
日もだいぶ長くなり、坐禅中は明るさを実感します。
節分と言えば、豆撒き。
寺院では、追儺(ついな)式が行われます。
この追儺式は、中国大陸から日本に伝来した行事で、当時は宮中で貴族たちが、五穀などを撒いて、疫鬼を退治することが行われていました。
それが、流行り病などの厄を払い、福を招く行事として、室町時代に全国的に広がったようです。
今、世界中が新型コロナウイルス感染症に苦しめられています。
このような状況が2年ほど続く中、今年も節分、追儺式が中止になったり、大幅な縮小開催を余儀なくされています。
貞昌院に隣接する永谷天満宮では午後1時より神事、引き続き午後1時30分から豆まきが行われましたが、昨年同様、今年も規模縮小で桟橋を造らず神楽殿からの豆撒きが行われました。
厄を除け、無病息災で過ごすことを願う行事が、感染症のために平年のような開催ができないということは本当に残念なことだと思います。