« 本格的な梅雨 | 最新記事 | 令和3年(2021年)7月1日からの大雨に関する情報 »
昨年7月4日、九州地方を未曽有の豪雨が襲い、球磨川沿岸や人吉市、球磨村、芦北町を中心とした広い範囲に甚大な被害をもたらしました。
それから1年。
活発な梅雨前線の影響で、各地で洪水、土石流の被害が発生しています。
特に熱海市伊豆山では大規模な土石流により、建物被害は130棟を数え、いまだ20名もの方が行方不明者となっています。
一日も早い発見を願います。
あらゆる場所で毎年のように、様々な自然災害が発生しています。
地震、津波、暴風、洪水、土砂災害など、災害の種類は多岐にわたり、何処にいても安全な場所は無いということを思い知らされます。
私たちにできることは、まずは国や地方公共団体から出されているハザードマップに留意し、災害は何十年に(あるいは何年に)一度は現実的に起こりうるという覚悟で対策をしておくことでしょう。
各地方自治体からも「災害ハザードマップ」が公開されておりますが、その他、国土交通省の資料も見ておく価値があります。
住んでいる場所が、どのような場所なのか、過去には何があったか、災害はどれほど発生したのかを知っておくことにより、減災への対策を具体的にとることができます。
また、土地開発は時事刻々と行われていて地形も変化するため、周辺でどのような開発が行われているのか留意しておく必要もあるでしょう。
例えば
【国土地理院】
ハザードマップポータルサイト
~身のまわりの災害リスクを調べる~
https://disaportal.gsi.go.jp/
【国土地理院】
地図・空中写真・地理調査
https://www.gsi.go.jp/tizu-kutyu.html
などに、多数の有益な資料がまとめられていますので、活用していきたいものです。
上記ハザードマップから、熱海市伊豆山の土砂災害危険度の情報を見ると、このように示されています。
警戒地域に指定されていて、天気予報等にて豪雨が予測される場合は早めの避難行動も必要になることでしょう。
(国土地理院のハザードマップより)