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石巻方面へ進みます。
門脇小学校は東日本大震災の震災遺構として保存工事がすすめられていました。
この校舎は、震災遺構として残したいという意見と、解体撤去したいという意見の両者に分かれ、結果として部分保存とされることになりました。
そのため、一部は解体されています。
今年3月末の公開をめざして整備工事が行われていますが、どうやら諸事情により先になりそうです。
東日本大震災当時、校内に残っていた240人と下校した後戻ってきた合計275人が、教師の誘導により裏山に登り避難したため、教師・生徒・迎えに来た保護者を含め、学校に居たすべての人が無事だったのです。
普段の避難訓練が実を結んだといえます。
ただ、校庭には避難してきた人々の車が多く駐車されていましたが、6mの津波により車が流され、校舎に衝突して炎上し、その火災が3日間続きました。
校舎には火災の痕跡が、残されています。
拝登諷経のあと、住職様、奥様より震災当時の状況など詳しいお話をいただきました。
お茶とお茶菓子を囲んでの茶話会。
本当にお世話になりました。
洞源院からの石巻の眺め。
市内を一望することができます。
すっかり暗くなった仙台駅。
それぞれの場所で、お世話になりました皆様方に心より感謝申し上げます。