大谷寺・鑁阿寺 市仏連参拝旅行(1)

横浜市仏教会(市仏連)の参拝旅行で栃木県方面に出かけてきました。

■大谷寺・鑁阿寺参拝と足利フラワーパークを巡る旅
日時 平成30年4月26日(木)
行程 横浜駅~東北道~大谷寺参拝~大谷資料館~ロマンチック村(昼食)~鑁阿寺参拝~足利フラワーパーク


その(1)では、寺院参拝の部分をご紹介いたします。

今回は大型観光バス2台分の参加をいただき、横浜駅を定刻どおりに出発しました。
前日の荒天から一転、雲一つない青空が広がり、絶好の観光日和となっています。

出発後、山本市仏連会長挨拶

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途中、サービスエリアでの休憩をとりながら一路 最初の目的地である大谷寺(おおやじ)へ。
大谷寺は天台宗の寺院で、山号は天開山。
坂東三十三箇所のうちの第19番札所に指定されています。

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大谷寺の名前のとおり、この周辺は建築や墓石の材料として使われる大谷石の産地にあり、観音堂の建物は大谷石の崖の中に建てられています。

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また、山門先の道路を挟んだ向かい側には巨大な平和観音が見えます。
平和観音は、高さ27メートル。太平洋戦争の戦死戦没者の供養と、世界平和を祈って昭和29年に建立、昭和31年に開眼法要が営まれました。
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本尊は千手観音像で、大谷石の岩壁の観音堂の中に安置された丈六(約4.5メートル)の千手観音で、大谷観音と呼ばれて親しまれています。
観音堂の内部では、大谷観音をはじめ、国の特別史跡および重要文化財に指定されている大谷磨崖仏群をお参りすることができます。
この観音堂において、大谷観音様の前で一同般若心経を読経しました。
内部は撮影禁止の為、建物の外から撮影しています。

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山門の前で記念撮影。

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この後は、大谷石採掘場後である大谷資料館を見学しました。
それは、次のブログ記事 その(2)でご紹介します。


昼食はロマンチック村にて、地産地消の料理を堪能しました。

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午後の行程は、足利に向かい、鑁阿寺(ばんなじ)を参拝。

鑁阿寺は足利学校のすぐ隣に位置しています。

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鑁阿寺は、真言宗大日派の寺院で、山号は金剛山。
足利氏の館(やかた)であり、日本100名城の一つでもあります。
四方に門が設けられ、境内の周囲には土塁と堀が巡らされています。
南門から堀を渡って参拝しました。

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本堂は国宝指定されています。
入母屋造、本瓦葺き、間口5間、奥行5間の堂々とした造りです。
正安元(1299)年に建立され、応永・永享年間に大規模な改造が行われ、現在の姿になりました。
本堂の形式は、密教寺院における禅宗様仏堂の初期の例として、また関東地方における禅宗様の古例として貴重なものとなっています。

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本堂内で、由緒縁起のお話をいただきました。

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境内の鐘楼、経蔵などは国指定重要文化財に指定されています。

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この後は、足利フラワーパークへ。

藤、つつじ、シャクナゲなどが満開となり、今年一番、最高の見頃を迎えているということですが、残念ながら別の用事のため、私は鑁阿寺で離脱、横浜に戻りました。残念。

きっと素晴らしい花々の光景を見ることができたことでしょう。
公式プロモーションビデオを張っておきます。

投稿者: kameno 日時: 2018年4月27日 22:34

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