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境内には何本もの桜の木がありますが、そのうち、幹や枝にサルノコシカケが出来ているものがいくつかありました。
サルノコシカケの菌は、幹にできた傷から侵入していき、幹の内部を腐らせてしまいます。
そのため、空洞化が進み、それが悪化すると倒木の原因となるようです。
それだけ樹勢が弱っているということでしょう。
サルノコシカケについては、見つけ次第、取り除くようにしていますが、花が咲かず、葉が付かない枝もあるのでその枝を選定して取り除くことも必要になります。
本来ならば花の時期の前にこの作業を行いたかったのですが、花が終わり、葉が伸び始める時期になっても葉が出てこない枝を最小限の範囲で選定しました。
剪定した切り口には癒合剤を塗布して、作業は終わり。
次の冬にはもう少し抜本的な作業が必要になるかもしれません。