福知山城を堪能したところで時刻は 17:30。
福知山城から福知山駅は歩いて15分ほどなので、帰着のための時刻を調べると 16:44発の京都行きのさき18号がある。
けれども、せっかくここまで来たので、天橋立まで足を延ばしてみることにしました。
ちょうど、16:50発の特急に乗ると、天橋立に1時間半ほど滞在して、日帰りで横浜に戻ることができるのです。
途中、WILLER TRAINS KTR8000形「丹後の海」などとすれ違いながら30分ほどで天橋立に到着。
天橋立を展望することができる天橋立ビューランドは午後5時で閉園してしまうため、天橋立を渡ってみることにしました。
天橋立智恩寺を参拝し、
廻旋橋を渡ると
阿蘇海を南北に隔てる砂州が続きます。
しばらく進むと、三人寄れば文殊の知恵の知恵の松。
そして、砂州の真ん中あたりには、周囲が海に囲まれているにも関わらず真水が湧き出る磯清水があります。
口に含んでみると、確かに塩味がしません。
自然の不思議ですね。
すぐ傍はこのような砂浜が続いています。
さらに進むと、砂州の一番細いあたりに。
左右に海が広がっています。
左)阿蘇海 右)宮津湾
倒れかかっている松もありますが、富栄養化が進み、松の根が横に張りにくい土壌になっている影響のようです。
だいぶ日が沈んできました。
文殊堂まで戻ると、山門がライトアップされていました。
はしだて10号の発車時刻にちょうど良い具合にたどり着きました。
この時刻からでも当日中に横浜に戻ることができるのです。
なので、せめて天橋立駅周辺のお店や、ビューランドの開園時間を午後6時30分くらいまで延長してくれると、観光客はありがたいのではないかと感じました。