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皆既日食 アメリカを横断へ 100年ぶりで全米フィーバー
太陽が月と重なり、完全に隠れる「皆既日食」がおよそ100年ぶりにアメリカを横断する形で起きるのを前に、アメリカ本土でもっとも早く観測ができる西部オレゴン州では州外からおよそ100万人の人出が予想されるなど、大きな盛り上がりを見せています。
皆既日食は太陽が月と重なり、完全に隠れる珍しい天体現象で、アメリカでは現地時間の21日、99年ぶりに西海岸から東海岸へとアメリカを横断する形で起きます。
このうち、皆既日食の通り道となるオレゴン州セーラムでは20日、世紀のイベントを前に国内外から多くの観光客が集まっていました。
街なかではシャツや入浴剤、そして石けんなど皆既日食にあやかったさまざまな商品が売られるなど、にぎわいをみせていました。
今回の皆既日食はアクセスしやすい都市部を通るため海外からも多くの観光客が訪れていて、オレゴン州全体では州外からおよそ100万人の人出を見込んでいます。
カナダから来た夫婦は「去年5月にホテルを予約してあすのイベントに備えていました」と話していました。また、神奈川県から来た日本人の男性は「皆既日食を追いかけて旅をしているが、都市部で環境のいい機会は滅多にない。晴れてくれることを願います」と期待を膨らませていました。
皆既日食は、このあと日本時間の午前2時16分ごろから西部オレゴン州から始まっておよそ1時間半をかけて14の州を通過し、東海岸のサウスカロライナ州に達します。
(NHK8月21日配信)
約100年ぶりに日食帯がアメリカ大陸を横断する皆既日食がまもなく始まります。
観測条件としてはこの上ない好条件ですね。
今回の皆既日食は残念ながら日本では見ることができません。
けれども、インターネットなどで生中継されますので、リアルタイムで堪能することができます。
例えば、ウェザーニュースによる皆既日食の生中継では、
となっています。
楽しみです!
▼ウェザーニュース社の生中継特別番組を見る
■アメリカ皆既日食特別番組
なお、だいぶ先の話になりますが、日本列島を日食帯が横断(能登半島から長野、前橋、宇都宮、水戸)する皆既日食を 2035年9月2日の午前中~昼前に見ることができます。
あと18年後!
是非観たいものです。