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蓮の花は日の出とともにみるみる開花していきます。
また、散る時にはこれも短時間の間に花弁を散らします。
散った蓮の花を「散蓮華」といい、日本では古くから美術の意匠として使ってきました。
中国から伝わったスープやチャーハンを食べるときに用いる「湯匙」も、日本では「散蓮華」「レンゲ」と呼んでいます。
ただ、修行道場でお粥をいただくときに使う応量器の匙は「匙」と呼びます。
お釈迦さまの頭鉢で頂くいのちのお粥ですから、これこそ「散蓮華」と呼んでも良いと思うのですが・・・・
蓮は仏教の象徴ですから、お寺の中にも蓮華のデザインがたくさんあります。
お寺にお詣りする機には、是非いろいろな蓮華を探してみてください。
仏像で、仏さまがが鎮座している台座も「蓮華座」といって、蓮の花のデザインです。