サントリー食品「レモンジーナ」販売一時休止、年間目標を2日で出荷
サントリー食品インターナショナルは1日、果汁入り炭酸飲料「レモンジーナ」の販売を一時休止すると発表した。3月31日に発売したが、予想を超える販売量で、安定供給ができないため、生産体制が整うまで、出荷を休止する。
同社によると、今年12月末までの販売計画を100万ケースとしていたが、1日までに出荷が125万ケースと、2日間で、年間目標を超える異常事態となった。このため、420ミリリットル入りペットボトルと1.2リットル入りペットボトルともに休止した。自社の国内3工場と協力会社で生産する計画だが、生産体制を早急に確保したいとしている。
(Yahoo!ニュース 2015/4/1)
ここのところ、このような需要と今日中バランスが極端な報道が多いですね。
東京駅開業100周年記念スイカの事例もまだ記憶に新しい中、冒頭のようなニュースがテレビ・新聞・ネットニュースなどで一斉に流されました。
ところが、今回のレモンジーナの件については他と少し様相が異なります。
今は情報化社会。
4月1日の報道から2日ほど経ったあたりからFacebookやTwitterではこんな画像がたくさん流れています。
ちなみに、近所のスーパーでもレモンジーナが潤沢に陳列されていました。
明日が貞昌院花まつり、護持会総会懇親会なので、参列の方にお出しする飲み物にもせっかくなのでレモンジーナを加えてみました。
レモンジーナは「土の味」という噂も検証してみたいものです。
しかし、これらの様子から判断するに、レモンジーナの件は在庫を掃くためのステマのようにも思えてきます。
もしくは、「2日間で、年間目標を超える異常事態となった」理由が、「人気があり需要が多かった」のではなく、「単に出荷数量をメーカー側で間違えた」のではないかと拝察します。
このため、冒頭のような情報を配信して出荷数量分をなんとか販売したいという思惑があるようにも見えるのです。
もしそうだとしたら今回の件がサントリーの企業イメージ低下につながる可能性も無きにしもあらず。
さらに、ヤフオクにはたくさんのレモンジーナが【販売休止】タグがつけられて出品されています。
販売休止に絡んで儲けようとする人も少なからずいるのでしょうか。
FacebookやTwitterなどが普及していない数年前であれば、「話題の商品」ということで、あっという間に売れるのでしょうけれども、近隣のスーパーやTwitter上ではどうやらそんなに売れているようには思えません。
しかし情報の裏の裏まで読まないと、後で痛い目にあうかもしれないですね。