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東海道新幹線(東京―新大阪)は1日、開業から50年の節目を迎えた。
2大都市を結ぶ「夢の超特急」の利用客は延べ56億人。乗客の死亡事故ゼロの記録を更新し続けている。この日は、半世紀前と同じように、東京駅19番線ホームで記念の「出発式」が開かれ、多くの関係者に見守られながら次の50年に向けてスタートを切った。
出発式は午前6時ちょうどの始発電車に合わせて開催。JR東海の柘植康英社長のあいさつの後、50年前の新大阪行き「ひかり1号」の出発式と同じように、用意したくす玉が割られた。「ファーン」と高らかに汽笛を鳴らし、「のぞみ1号」は博多に向け、滑り出すように出発した。式典には、多くの鉄道ファンも詰めかけた。子どもの頃からよく利用しているという、東京都八王子市の大学2年生(20)は「超特急がいつも定時運行していることは本当にすごいこと。式典に出られて感動した」と語った。
(讀賣新聞 2014年10月01日 12時28分)
新幹線が開業して50年の日を迎えました。
東京オリンピックを間近に控え、日本の技術の粋を集めて完成した新幹線は、列車運行原因に寄る死亡事故がゼロという記録を伸ばし続けています。
新幹線は私たちの生活スタイルを一変させました。
4年前に訪れたさいたま市の交通博物館では、0系の先頭車両一両がそのまま展示されています。
「21形式新幹線電車(0系新幹線電車)車号21-2」(1964年製造)
東海道新幹線開業に向けて最初に量産された360両のうち大阪方先頭車両。
日本の高度経済成長を支えた貴重な車両です。
現在は分刻みで運行されている新幹線も、開通当初はこんな本数だったのですね。
次の写真は、私が中学生の頃、京浜急行金沢文庫と金沢八景の間にある東急車輛横浜工場で撮影した0系の写真です。
新幹線車両は、横浜でも製造されていました。
フィルムの記録には1980年4月12日(土)ネオパンSS・ミクロファイン2倍増感と記載されています。
思い出の1枚です。
安全で便利な新幹線。
利用する機会ごとに進化していく様子を実感しています。