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貞昌院太陽光発電設備は、平成15年11月に運用を開始し、運用開始から10年目の年に入っています。
今年の夏は記録的な猛暑が続きました。
これまでの太陽光発電実績値の推移を元に検証してみましょう。
(判りやすくするため、今年2013年のデータは青色にしています)
まずは運用開始から10年間の月別発電量グラフを見てみます。
これまで大きな故障もなく順調に発電を続けていることがよく分かります。
今年は1月から8月にかけて、これまでの年よりも発電量が高めに推移しています。
すなわち、それだけ日照量が多かったということを意味しています。
日照量が多い分、気温が高めに推移する主因となっているといって良いでしょう。
次に、電力会社からの買い入れ電力量の推移です。
2003年11月に太陽光発電を運用しはじめました。
それ以降、買入電力量が大幅に削減されています。
また、2011年3月の東日本大震災により、計画停電など電力需給に大きな影響が出ました。
以降、客殿広間の完全LED化や、庫裏冷蔵庫の更新など節電に向けた取り組みを行ないました。
その成果が上のグラフに如実に現われています。
東京電力から購入している電力量は、今年2013年は例年に比べてかなり低く推移しています。
さらに、今年は太陽光発電量が高めに推移していますので、差し引きの電力コストは大幅に低減しています。
逆に、電力会社に売っている電力量(余剰電力量)の推移を見ると、この↓ような感じで推移しています。
倍額買取制度の恩恵もあって、グラフ中、黄色丸(電気料金の収支)が黒字になることが当たり前になって来ました。
貞昌院の太陽光発電設備は運用開始から10年目を迎えましたが、これまで部品交換やメンテナンスなど全く無しでここまで運用してきました。
発電効率の低下も今のところ見られません。
今後も推移を見守っていきます。