民児協一日研修

地区民児協一日研修として、地元の施設で実地研修いたしました。
場所は上永谷に程近い舞岡の里に新しく出来た「介護老人保健施設・リハパーク舞岡」と、「特別養護老人ホーム・恒春の丘」の2箇所です。

この2つの施設は、社会福祉法人 親善福祉協会により運営されており、泉区の親善病院の関連施設です。
新しく出来た施設だけあって、施設の設計や取り組みの姿勢には学ぶところが多くあります。


まずは、介護老人保健施設・リハパーク舞岡。

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この施設は、通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション施設として、平成22年4月に開所されました。
要支援者、要介護度1~5の方を対象としています。
宿泊施設ではなく、
・朝自宅に迎え
・個々の身体状況に応じたリハビリ
・入浴サービス
・昼食、おやつ、レク、創作活動
・健康状態の確認
・夕方自宅まで送り。
といった内容で、日帰りの施設により自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に特化した施設です。
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その特徴は、ユニット形式ということです。
10人が1ユニットとなり、個別の休憩用ベッドルームが備えられています。
シェアハウスのような感じで、寝室は個室、それ以外は共同施設となっています。

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また、料金設定により、施設の内容が分けられていました。
一日1000円高いユニットには、個室にトイレも備え付けられています。


引き続き、特別養護老人ホーム・恒春の丘へ。

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リハパーク舞岡に隣接した、一段高い場所にあるため、リハパーク舞岡越しに丹沢の山々と、雲が無ければ富士山も望めます。
屋上には太陽光発電設備がありました。

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こちらは、宿泊を伴う施設です。
従来型の、市町村から委託をうけ、措置入所という形で運営されていた特別養護老人ホームは、平成12年に始まった介護保険制度により、要介護認定を受けている方であれば全国どこからでも入所できることとなりました。
この施設にも九州から東北地方まで全国からの入所者があるとのことです。
横浜市内の施設に入所するためには、上大岡の「特別養護老人ホーム入所申込みセンター」を通して申し込むことが必要となります。

 

恒春の丘は、泉区にある恒春の丘と同じく特別養護老人ホームでありますが、舞岡の恒春の丘は、ユニット形式を採用しています。
やはり10人が1ユニットとなり、寝室は個室、それ以外の場所は共同という、シェアハウスの形式です。

入浴は週二回以上。
富士山を眺めることが出来る最新の入浴設備がありました。

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研修の中で、入所の皆さんと同じ昼食をいただきました。

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恒春の丘の一番の特徴は、「ターミナルケア」を行なっていることです。
入所者が死を迎えるまでこちらの施設できちんと対応し、見取りを行い、ご遺体も施設の正面玄関から送り出しているということです。
大切なことですね。


 

「介護老人保健施設・リハパーク舞岡」と、「特別養護老人ホーム・恒春の丘」ともに、所得により負担料金が異なります。
利用者負担段階と負担限度額については、公式ホームページをご参照ください。

介護老人保険施設 リハパーク舞岡
特別養護老人ホーム恒春の丘

施設の皆様には貴重な時間を割いていただき現地研修の場を提供いただきましたことに感謝いたします。


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投稿者: kameno 日時: 2013年7月20日 09:39

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