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関東管区布教協議会が曹洞宗檀信徒会館(東京グランドホテル)を会場に開催されました。
今年の担当は栃木県宗務所。
開催テーマは『向き合う・支えあう』
~葬儀の重要性と意義の再認識~
「布教教化に関する告諭」をもとに
関東管区教化センター、管区宗務所役職員、青少年教化員、教誨師等々が参加しての協議会です。
開会式の後、基調講演『葬儀の実践と儀式の意義』~東日本大震災から見えてきたこと~
講師・東北管区教化センター統監老師
意見発表で提示された、1950年代アメリカの葬祭業者の状況と現代の日本が近い状況にあるという指摘は、考えさせられるものがありました。
【1950年代アメリカの状況】
1.葬祭業者によるコントロールビジネス化
2.米国の葬儀の歴史は名称変更と言い換えの歴史
アンダーテイカー⇒ヒューネラルディレクター
コッフィン⇒キャスケット
3.人間の尊厳から、死の排除
新しい葬儀の演出を次々と生み出す
4.宗教界の姿勢
危惧、反感を持ちながら座視。葬祭業者を重宝がる。
5.宗教家との対話の必要性
遺族や社会に意味有る葬儀を