永野地区地域福祉保健計画の実践にむけて

らしを ぶんたちで くにする という永野地区地域福祉保健計画のキャッチフレーズをテーマに今年6月に開催された永野地区全体会議で、かつて永野十景に選ばれていた「中里の流蛍」を復活させるにはどうしたら良いのか。

役員の代表のみなさんが貞昌院に集まって、検討を行いました。

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ゲンジボタルの生育環境についての学習や、港南区近辺でホタルの飛翔が見られる場所のピックアップ、問題点の洗い出しなどを話し合いました。

その後、貞昌院の自然湧水を見学したり

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その後、平戸永谷川・馬洗川流域にみられる生物などを調査。
自然開発が進行していると思われがちな平戸永谷川・馬洗川流域ですが、まだまだたくましく生き延びている生物がたくさんいます。

その一例がニホンザリガニ。
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(乱獲を避けるために、生息場所はここでは明らかにしないことをご容赦ください)

ニホンザリガニは、5~6センチ程度にしか成長しません。
枯葉などを食べていますので、水の綺麗な泥の堆積した環境でなければ棲息できません。
また、一回り大きなアメリカザリガニが混入すると、一気に絶滅してしまいます。
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かつて見られたゲンジボタルの復活もそうですが、絶滅の危機に瀕している生物たちの生育環境を保護し、次世代に伝えていくことも大切です。
静かに見守って行きたいものです。

投稿者: kameno 日時: 2012年9月11日 07:24

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