« 第27回 神奈川新聞花火大会 | 最新記事 | 暁の星空 »
最近になって、電子書籍の動向が賑やかになってきました。
スマートフォンや、低価格の電子書籍リーダーが普及するに連れて、紙の媒体以外の選択肢も有力になってきています。
急拡大する電子書籍市場について、インターネットメディア総合研究所では、2011年度で629億円、2016年度に2000億円と推計しています。
今後も電子書籍を取り巻く環境は刻々と変わっていく事でしょう。
電子書籍は、誰でも簡単に出版物を作成・頒布できるという側面も持っています。
これが良いか悪いかは別として、電子書籍を作成するためのオーサリングソフト(作成ソフト)も公開され始めました。
様々な 電子書籍オーサリングソフトの中では、FUSEeRβが無償版ながら中々多くの機能を有しています。
(製品版を用いると、さらに多くの機能を使えます)
FUSEeRβは、Office Wordのファイルを読み込んで変換することもできますので、興味ある方は使用されてみてはいかがでしょうか。
上の画像をクリックするとFUSEeRβのサイトへたどり着けます。
また、パソコンで電子書籍を読むための電子書籍リーダーでは「espur」が良いかもしれないですね。
EPUB 3.0に準拠していますので、読みやすいビューアーです。
ということで、試しに幾つか電子書籍を作ってみました。
『永野郷土史』と『経典 貞昌院版』です。
日本語の書籍は縦書きにしたい、というものも多く、横書きが基本の電子書籍にどのように対処していくのか、そのあたりがまだまだ発展途上だと感じます。
改善されることを期待します。
※なお、『永野郷土史』は、恣意的に50円の価格を付けさせていただいております。