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虹は昼に見えるものと思われがちですが、ハワイやイグアスの滝などでは度々夜に虹を見ることができるそうです。
その珍しい虹は、満月に近い月齢の夜、大気中に水滴が多く存在する気象条件に見られる現象で、日本では「月虹」、英語では「ムーンボー」「ナイトレインボー」と呼ばれます。
それを見ることが出来た人は「幸せを招く」「願いがかなえられる」といわれる珍しい現象です。
淡い光により作り出される虹ですから、写真で捉えることはかなり難しいようです。
2012年1月7日午後7時過ぎ、沖縄県石垣島天文台で、この月虹を捉えたというニュースがありました。
(写真は2012年1月7日石垣島天文台スカイモニターで撮影されたもの。引用元はこちら)
実に美しい虹です。
虹といえば、龍にも喩えられますね。
辰年新年早々、このような珍しい虹が日本で見られるというのも嬉しいことです。
月虹といえば、昨年ナショナルジオグラフィックに掲載されたハワイ・マウイ島で撮影された写真が印象的です。
February 2, 2010—Mars shines like a bright red star over a "moonbow" in fog surrounding Hawaii's Halaekala volcano.
(National Geographic News February 10, 2010 Photograph by Wally Pacholka, TWAN)
本当に幸せをもたらしてくれそうな美しい虹です。
肉眼ではうっすらと白い虹に見えるそうなので、是非一度観てみたいものです。