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テレビや新聞には数々の広告がが流されているけれど、昨年3月に開業した九州新幹線の開業記念CMのように心に残るものはほんの一握り。
しかし、この東芝のCMには見入ってしまいました。
「1日目、電球をLED電球に取り換えた。10年。3653日。僕とLED電球の日々は、はじまった」
環境に優しいLED電球・・・
「この電球に変えると二酸化炭素排出を○○kg削減します」
「電気代が90%以上安くなります」
このような安直なコピーは簡単に浮かびます。
けれども、そんなことよりも、LED電球の寿命10年間で、その明かりがどれほどの日常生活を照らし出していくのか。
そのほうが安直なことばを並べるよりもよほど伝わってきます。
蛇足になりますが、スティーブジョブスも、新製品のプレゼンにあたっては、スペックが云々、ということは言わず、その新製品によってどのようなことができるのか、どんな体験が出来るのかについて具体的に提示しています。
i-phoneやi-padのCMを見れば明らかですね。
i-padの性能や、画面の解像度がどんなに凄いのかは敢えて語らず、
どこでどのように使うことができるのか。
ライフスタイルをどのように変えてくれるのか。
そういったことにきっと一般消費者の関心はあるのです。
「変わらないようで、変わってゆく毎日。同じ日は1日としてない。10年、3653日、十年前は想像しなかった自分・・・」
それぞれの場所のそれぞれの照明は、10年後にどのような情景を照らしてくれているのでしょうか。
さらに蛇足
最近流れているACのコマーシャル。
どこかで見た光景だな~と思っていたら、上大岡を望む光景だったんですね。
■関連リンク
東芝10年カレンダー公式版(PDF)
これ、いいですよね!
投稿者 Eibun | 2012年1月 4日 20:21
九州新幹線のCMは、地元の人々の熱い思いが伝わってきて喜びが共有できました。こちらも評判の良かったCMでしたが、あまり感動しませんでした。
投稿者 林昌院 | 2012年1月 5日 03:56
Eibun様、林昌院様
コメント有難うございます!
照らし出される光景が一人ひとり異なると同様に、人によって感じ方が違うということなのでしょう。
投稿者 kameno | 2012年1月 5日 10:45