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箱根駅伝がスタート…20チームが熱戦
第88回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)は2日午前8時、東京・大手町の読売新聞旧東京本社(建て替え中)前をスタートした。
5区間108キロで争う2日の往路は、3年連続往路優勝中の東洋大を阻むチームが現れるかどうかが焦点だ。東洋大は、「新・山の神」と称される柏原竜二(4年)が4年連続区間賞を獲得する走りを見せられれば、往路4連覇に近づく。
対抗の筆頭は、11月の全日本大学駅伝を制した駒大か。前回大会で18年ぶりの総合優勝を果たした早大も勝機をうかがう。両校とも、エース格が集う「花の2区」で流れをつかみ、高低差864メートルを駆け上がる「山登りの5区」までに東洋大とのリードを広げたい。
午前7時現在のスタート地点周辺は曇りで、気温3・1度。箱根・芦ノ湖までの往復10区間217・9キロを舞台に、20チームが2日間の熱戦を駆け抜ける。
2日午後1時半頃には、先頭チームが往路ゴールに到着する見込み。各チームがライバル校にどれだけタイム差をつけられるかが、3日の復路での優勝争い、及びシード権(総合10位以内)の行方を左右する。
(2012年1月2日08時00分 読売新聞)
今年も貞昌院に程近い「花の2区」、権太坂を過ぎて下りきった2区18キロ地点で応援してまいりました。
1区10キロ過ぎから早稲田の大迫選手が独走態勢になり、そのまま2年連続の区間賞の走りで2区平賀選手へ襷リレー。
しかし、2区権太坂の坂を下りはじめたあたりから脇腹に手を当てる走りで徐々にペースを落としていきました。
私たちの目の前(18キロ地点)は1位で通過したものの、19キロ地点で東洋大の設楽選手に追いつかれてしまいます。
駒澤の村山選手も3位通過でしたが、ここから失速。3区に入っても順位を落とし、駒澤大学は往路思い通りのペースをなかなか掴めませんでした。
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■2区 平戸口(2区18キロ地点)通過順位
18位 東京農業大学 木下潤哉 | 19位 帝京大学 田中健人 | 20位 中央学院大学 藤井啓介 |
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結局、東洋大学は戸塚中継所以降の往路全てを1位で襷を繋ぐ好調な走りで5区柏原選手へ。
去年までは箱根の登りで柏原選手が大差を逆転というパターンが定番でしたが、今年は初めから柏原選手の独走、しかも区間新記録をたたき出し力の差を見せ付けられました。
東洋大学は、復路2位以下に5分以上の大きな「貯金」を持ってスタートすることとなりました。
駒澤、早稲田にとっては復路かなり厳しいレースとなります。
着実に少しづつでも差を縮めていくよう、普段どおりの実力を出し切ることが求められます。
明日はどんなドラマが待っているのでしょうか。