« 境内のイチョウ | 最新記事 | 未来の葬祭ディレクターに »
いつもお世話になっている仙台の酒屋さんを通して、石巻・平孝酒造『感謝の手紙』が届けられました。
以前ご紹介した『希望の光」と対になる地酒です。
『希望の光』は、震災、津波で生き残った醪(もろみ)により造られた力強い味の酒。
そして『感謝の手紙』は、地元の多くの人々の想いが込められた特別な新酒です。
酒蔵からの「感謝の手紙」が裏に貼られています。
現在、弊社では震災で壊れた蔵の復旧工事を進めながら、何とか新しい酒造りを再開しております。復旧工事にあたりましては、現状復旧ではなく、より高い次元で酒が造れる設備を導入いたしました。酒質の向上で応えることこそ、御愛飲頂いている皆様に対しての恩返しであると共に、震災なんかに負けていないことの証明にしたいと考えております。(中略)
私達、日本酒の蔵元は日本各地に多く点在し、其々の町の明かりを灯していると思っております。日本文化の担い手としての自負を胸に、これからも地域の明かりを灯して参りたいと存じます。そして、全国にいる精鋭の蔵元達と、これからも質の高い酒造りで凌ぎを削りながら、日本酒業界を盛り上げて参りたいと存じますので、今まで以上の応援を宜しくお願いします。(裏ラベルより抜粋)
お酒とともに、特別に仕込み水を詰めた瓶も同梱されていました。
本当に嬉しい心遣いです。
この時期、全国各地から贈り物を頂きます。
(心よりの贈り物有難うございます)
東北からのものの中に、梱包材として地元の新聞が使われているものがありました。
改めてじっくりと読み込んでしまいました。