釈尊降誕の日

今日はお釈迦様の誕生日、釈尊降誕の日です。
ちょうど定例坐禅会の日に当たり、また気持ちの良い天気のもとの坐禅会となりました。

本堂の前に花御堂をお祀りしています。
お釈迦様の誕生を祝福して甘露の雨が降りそそいだという伝承があります。

お寺にお参りの際は、どうぞ甘茶を誕生仏に灌いでくださいますよう。


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草山の草のなかからきいてると、
いろんなたのしい声がする。

「きょうで七日も雨ふらぬ、
のどがかわいた、水欲しい。」
それはお山の黒い土

「空にきれいな雲がある、
お手々ひろげて掴もうか。」
それはちいさな蕨の子。

「お日さまお呼びだ、のぞこうか。」
「わたしも、わたしも、ついて行こ。」
茱萸(ぐみ)の芽、芝の芽、茅萱(ちがや)の葉
いろんなはしゃいだ声がする。
 

(金子みすゞ「草山」より)



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お寺の山も賑やかになってきました。

投稿者: kameno 日時: 2010年4月 8日 08:30

コメント: 釈尊降誕の日

こちらでも漸く桜の花が咲き始めました。
当山の枝垂れ桜、ソメイヨシノも蕾がだいぶ膨らみ始め、胸も心も膨らみ始めました。

今年は、緋寒桜、河津桜、紅枝垂れ桜を新たに植えました。
河津桜は10年生くらいのもので、3年もたてば結構な大きさになると思います。

毎朝の犬との散歩に行きましたら、木々の新芽が出始めていました。遠くの山の新芽もうっすらとシミのように見え始めました。今朝も薪ストーブを焚くような寒い朝でしたが、季節は春を迎えている事を実感しました。

金子みすずの詩がとても心に染みました。

仲良しのおばさんは、ソラマメの覆いを外したと言ってましたが、こちらでは五月ころまで遅霜の被害があるので、私はソラマメの覆いはまだ外しません。

投稿者 うさじい | 2010年4月 9日 05:42

うさじい様
まだまだ霜がおりるのですね。
それにしても緋寒、河津、紅枝垂・・・数年後が楽しみですね。
さぞかし賑やかな鮮やかな山となることでしょう。

投稿者 kameno | 2010年4月 9日 09:40

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