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7月最終週に入ってから、カラリとした晴天に恵まれています。
境内にはセミの声が響き渡り、いよいよ本格的な夏・・・・と思いきや、空を見上げると少しづつ秋の気配も感じられます。
秋の気配を感じさせる雲の空の下を飛び交う赤とんぼたち。
写真ではよくわからないかもしれませんが何百というトンボたちが飛び交っています。
その中で際立って赤いトンボを見つけました。
よく観察すると、ネキトンボ (Sympetrum speciosum speciosum Oguma)のようです。
池の上に張ってある鳥よけの針金がお気に入りの休憩場所らしく、時折決った位置に停まります。
風が吹くと羽を動かして体の位置を調整。
それにしても美しいトンボですね。
ネキの名前の由来となっている「根黄」のとおり、羽根の根元が黄色くなっておりそれが針金に黄色い影を落としています。
秋も着実に近づいているのですね。
■貞昌院にはそのほかさまざまなトンボがやってきます
例えば