お茶会から学ぶこと

横浜市では地域ケアプラザという施設が各地域に設置されています。
地域の福祉保健活動や交流の拠点となる在宅介護支援施設であり、お年寄りに限らず図書室やスポーツ施設もあり、若い世代にも利用できる施設です。

主に次のような機能があります。
(1)地域活動を目的とした各部屋の貸し出し、ボランティア支援・育成、各種講座や自主事業の実施。
(2)福祉に関する総合相談、介護予防支援、地域支援事業、介護予防事業など。
(3)居宅介護支援:ケアマネジャーによるケアプランの作成。
(4)介護保険法に定められた「通所介護」。


この地域ケアプラザにおいて、民生委員が中心となり、地域の一人暮らしの年配の方をお招きし一緒に楽しむ「お茶会」が定期的に開かれています。
歩いて来られる方もいらっしゃいますし、距離が遠かったり足腰に負担がかかる方には送迎のサポートもあります。
プログラムも、参加型で楽しめるものをみんなで考えていきます。
この日は歌と手品を中心とした構成でした。
特に今回の手品は、単に観るだけでなく、一人一人に小道具がプレゼントされ、練習し、持ち帰っていただけるような工夫がありました。

20080609-01.jpg

毎回、おみやげにお持ち帰っていただくものが多いのですが、お菓子にしても、デザートにしても手作りのものが用意されています。


20080609-02.jpg

また、ナプキンとして千切絵や蒲団の布地をつかった小物入れなどもプレゼントされました。


20080609-03.jpg

企画担当者が工夫し、自分たちでつくるというたくさんの準備作業を経てこのような会が成り立っています。
終ったあとは全員参加での反省会。
参加くださった方の反応や意見を取り入れ、次回に生かしていきます。

このような会に参加することにより、得ることはとても多くあります。
貴重な機会でもあります。

投稿者: kameno 日時: 2008年6月10日 00:17

コメント: お茶会から学ぶこと

新潟市にも地域の茶の間という会が、福祉協議会の運営によって、あちこちで開かれています。全国的な動きなんでしょうけど、ここまで手作りというところは珍しいんでしょうね。

投稿者 蓮 | 2008年6月10日 10:54

主宰する「バーストーク」の会を開催するのにケアプアザさんにお世話になっていますが、いつも邦楽演奏やお楽しみ会など何かしらのレクイベントがあり、皆さんとても楽しそうです。
藤沢ではケアプアザではなく、市民の家、というのがあるようですね。

投稿者 asami | 2008年6月11日 06:45

蓮さん
名称は異なれども、地方ごとに工夫された取組みがされているようですね。
私も昨年末より関わらせていただいていますが、運営方法などにたくさんの学びをいただいています。

asamiさん
そうですか、ケアプラザは年配の方のみならず、幅広い年齢の方が集まりますし、施設もなかなか充実していますので利用価値は高いですね。藤沢では市民の家ですか。良い名称ですね、「おかりなさい」という感じで。

投稿者 kameno | 2008年6月11日 16:09

コメントを送る