キリンの群れ@横浜港

首都高速湾岸線ベイブリッジを通るたびに目に付く光景があります。
まるでサバンナを行くキリンの群れ。

本牧埠頭A?D突堤に設置されている巨大クレーンの姿です。
これは、世界各地から到着した貨物船からコンテナを積みおろしするためのクレーンで、「ガントリークレーン」といいます。
港ならではの光景です。

沖合いから眺める機会がありました。
視点が異なると見慣れた光景も新鮮に感じます。

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ふと、谷川俊太郎の詩が頭をよぎりました。

カムチャッカの若者が キリンの夢を見てるとき

メキシコの娘は 朝もやの中で バスを待っている

ニューヨークの少女が 微笑みながら 寝返りをうつとき

ローマの少女は 柱頭を染める 朝陽にウインクする


この地球は いつも何処かで 朝が始まっている

僕らは朝をリレーするのだ


経度から 経度へと

そうして いわば 交替で 地球を守る

眠る前のひととき 耳をすますと

どこか遠くで 目覚まし時計の ベルが鳴っている

それは 貴方が送った朝を

誰かが しっかりと 受け止めた証拠なのだ
 


『朝のリレー』


横浜航路からの帰路、ベイブリッジの下から見上げた光景。


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投稿者: kameno 日時: 2008年1月25日 09:33

コメント: キリンの群れ@横浜港

ご免下さい。ご無沙汰しております。

まさにサバンナに『麒麟です』ね。
面白いですね。

私も興味深い光景があったら
アップしてみたいと思います。

投稿者 pampkin | 2008年1月25日 11:02

pampkinさん
コメントありがとうございます。
ガントリークレーン形も、ベイブリッジの斜めに張られたワイヤーも、力学的な理由があってそのような形になっています。
それが自然の造形とか動物の姿に見えるというのはとても面白いですね。
そういう光景があったら是非撮影してみてください。そのような光景に出会うこと、発見することは街散歩の楽しみの一つです。

投稿者 kameno | 2008年1月25日 15:34

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