巣立ちの季節・再び

約3ヶ月前にお伝えしたシジュウカラの

巣立ちの季節

今シーズン2度目のシーンを見ることができました。

前回の巣立ちの写真は、既に巣立ってから数日が経過した様子でしたから、かなり親鳥に近い姿をしていましたが、今日は、まさに巣立ったその日の姿です。

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ずっと鉄パイプの中にいたため、外の世界に少し戸惑っているようですが、直ぐに慣れることでしょう。
数メートルの間を行ったりきたりして飛行の練習をしています。

親鳥は遠くから見守っています。
単なる本能といってはそれまでかもしれませんが、人間の子育てや親子関係にも見習うべきところは多いように感じます。

外敵から子どもを守るため、わざわざ人間の生活圏に近いところに営巣するというのも、永年培われてきた経験によるものなのでしょう。

それにしてもこの雛の親鳥は偉い。
本当に感心します。

【今シーズン1回目】
シジュウカラの子育て
巣立ちの季節

【今シーズン2回目】
シジュウカラの子育て・再び

投稿者: kameno 日時: 2007年7月 1日 21:30

コメント: 巣立ちの季節・再び

おはようございます。
今日からまた一週間のはじまり・・

少子化とはいえうちのまわりは親子づれが多く見られます。
カートにのせられた赤ちゃんがお母さんとお散歩、とかそのついでに1階のスーパーでお買い物。公園では友達と遊ぶ様子が
いつもにぎやか。

お母さん同士の井戸端会議もよく見かけます。
ウチの母もそんなふうだったっけ・・と思いながら。

生き物達の子育ての本能は、遺伝子にすりこまれた情報・・?かというと何だかつめたいかんじがしますが、進化のなかで完成されつつある智慧なのでしょうか。
全くの「無」の状態を保ちながら子孫を残していく、という使命を全うする事ができるのはすごい、と思うのです。

投稿者 ゆが | 2007年7月 2日 08:21

ツバメが家の軒先に巣を作るのも、シジュウカラがベランダに巣を作るのも、やはり永年の経験によるものなのでしょうね。
巣立ったこの雛たちも来年はまた、自分たちが育った同じような場所で営巣してくれることでしょう。

投稿者 kameno | 2007年7月 3日 11:51

あと、いまひとつ書き忘れてました。
kameno様のベランダの営巣されていたあたりに、小鳥の「巣箱」、かけてみられたらいいかもしれません。
繁殖期でなくても台風など風雨をしのぐ場所が必要なのです・・
私のところでは電柱の角パイプにスズメが子育てしてるため
ちょっと無理なんですが、この間主人が日曜大工と称して、巣箱作ってくれました。鳥さん、入るかな???(出来により、かなりギモン)

投稿者 ゆが | 2007年7月 4日 09:05

このシジュウカラが巣を作っている鉄パイプですが、数年前は雛がある程度大きくなったときに、パイプの中に巣が重みで落ちてしまい、雛が死んでしまったことがあります。
その時に、穴をふさいで巣箱を設置することも考えていたのですけれど、敢えてしませんでした。
人間がそこまで手を貸すことが本当に鳥たちのためになるのか判らないからです。
シジュウカラは、そのような失敗を乗り越えて逞しく子どもたちを育ててきています。だからきっと台風でも彼らなりに考えてんじゃないかな、と思っています。

投稿者 kameno | 2007年7月 4日 11:52

なるほど・・
自然の中に「彼ら」を見守る、ということはこちらにも忍耐が必要になってくるのですね?。
kameno様の「自然、あるがままに」という考え方が心に「喝」がはいりました。

人間以外の生き物から多くの智慧を学んでも、その生き様にこちら側が手出しするのは本物の慈しみではないのかも・・
う?ん、奥深い。
私はちょっと、甘かったです。。。反省。

投稿者 ゆが | 2007年7月 5日 08:50

ゆがさん
巣箱を設置するというのも、一つの考え方ですので、それも当然アリだと思いますし、否定はもちろんしません。
いろいろな考えがありますので、私のコメントも考えの一つと捉えていただければ嬉しいです。

投稿者 kameno | 2007年7月 6日 10:04

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