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パリのメトロには、1号線から14号線まである。RATP(パリ交通営団: Régie Autonome des Transports Parisiens)が運営している。 1号線が最初に開通したのは1900年で、3回目のパリ万博にあわせて開通した。入り口のデザインはアールヌーヴォー建築で有名なギマールが設計した。パリ市内の中心部を西から東へ横断する1号線と、1860年のオスマン男爵によるパリ拡張以前のパリの境界線であった旧城壁跡(グラン・ブールヴァール)に作られた北回りの2号線と南回りの6号線、この3つが主要路線である。 エクトール・ギマールのデザインによる、アール・ヌーヴォー様式のエントランス以後およそ30年で網の目のように発展し、14路線が作られたが、この時作られた旧14号線は後に13号線と繋がれ13号線の一部になり、以後長いこと13路線が存在した。これらの各駅はすべて戦前に作られたが(郊外に延伸した部分の駅を除く)、駅構内自体は改装を繰り返しており、アールヌーヴォーのほかアールデコなど各時代を代表する建築デザインや、ある特定のテーマのデザインを取り入れた駅があちこちに存在する。(Wikiペディア)
ただ、初めからスムーズに利用できたわけではなく、初日はまったく予習無しで利用したため、失敗をしでかしました><
パリでの初日、夜のエッフェル塔を見にいき、夜11時過ぎに帰る際、地下鉄で帰ることに。
エッフェル塔の最寄り駅は Camp de mars Tour Eiffel 。ホテルは Porte Maillot にあるので、一本でいけるC線を選択。
ところが、この Tour Eiffel 駅が全然見つからないのです。周囲の人に聞いてもわからないとのこと、10分ぐらい廻りを探しまわり、 ようやく6号線 Bir Hakeim 駅から入って地下に降りることがわかる。
C線に乗る際に、やってきた列車に飛び乗ってみると、これが途中から違う方向(ベルサイユ宮殿方面)に向かう列車だと気づき、次で下車。元のTour Eiffel へ戻ってきたところで、終電となってしまいました。
結局タクシーで帰ったのです><
けれど、このあたりの車窓から眺めるセーヌ川って、後から冷静に振り返ってみると、自由の女神を間近に見られる絶景の区間だったのですね。どうりで美しい眺めだった訳ですな。とにかくいい経験でした。
これからパリを訪問される方は、予め Ratp.fr のサイト から、表の左上段にある Métro (avec rues)=通り名称入りのメトロ路線図 をダウンロードして印刷しておくことをお薦めします。
この地図はとても便利です。
一番利用したのは1号線。
凱旋門?コンコルド広場?リヨン?というセーヌ川北岸を東西に抜ける骨格路線です。
さすがに100年以上の歴史を誇るだけあって風格が違います。
しかも2?3分おきに来るので時刻表などは不要です。
(写真)メトロの入口はこんな感じ。目立たないのでよく注意しないと見つからなかったりします。
駅構内や連絡通路にはギターやアコーディオンなどの音楽も溢れていますし、どの路線も駅ごとに個性的なデザインがなされており、駅を見るだけでも楽しめます。
また、セーヌ川を橋で横断する6号線、C線から眺めるセーヌ川やエッフェル塔などの景色も素晴らしいです。
(写真左)セーヌ川を渡るC線。向こうに見えるのが6号線です
(写真右)6号線。エッフェル塔と自由の女神を車窓から眺めることができます。このあたりの眺望は最高です。
利用した切符たち。
最初にカルネ(回数券)を買っておけばよかったかも。
kamenoさんの行動力と探求心には頭が下がります。次回パリを訪れるときは、すっかりパリジャンですね。
投稿者 mikami | 2007年6月17日 15:55
奥が深い街ですね?
いつかゆっくりと巡ってみたいものです。
初日から夜半過ぎの地下鉄…飛ばしすぎましたね。
あのマカロンの味が忘れられません。
投稿者 kameno | 2007年6月18日 02:57