今日は晴れたり曇ったりという天気になりました。
秋も深まって、気温もそれなりに下がってきているという中で、トンボたちも体温維持の工夫をいろいろと行っています。
体温が低くなってしまうと、飛翔能力に影響が出てしまいますので、必死です。
現在、貞昌院では、鐘楼堂の屋根瓦を葺き替える工事をおこなっており、その瓦が庭においてあります。
たまに差し込む陽の光を受けて、瓦はポカポカと熱を蓄えます。
この暖かさがトンボたちには心地よいのでしょうね。
腹面や羽先をぴったりと瓦にくっつけて、ちょっとやそっとでは動きません。
意地悪して、指先で突っついてみても、直ぐにまた同じ場所に戻ってきます。
胴体の色も、秋の深まりと共にだいぶ赤くなってきました。