もう20年目を迎えるのですね。
私たちは、安全について何を学んできたのでしょうか。
相変わらず繰り返される悲惨な事故の数々。
そして墜落から20年を迎える節目の日にまた起こってしまった福岡発ホノルル行きJALウェイズ58便DC10が、左エンジン付近から火を噴くという事故。
事故のおきる原因は様々なのでしょうが、基本的なことさえ守られていれば防ぐ事が出来た事故がいかに多いことか・・・・・・
事故の6?8割は人間のミス(ヒューマンエラー)起因すると言われます。
人間は、必ず間違いを起こします。これだけは避けられません。
したがって、安全の構築には、人間のミスを可能な限り少なくし、ミスをフォローする仕組みが必要になるのです。
しかしながら、一つ一つの基本的なことが守られていなかったという重大なミスについてまでは、きっとフォローしきれないでしょう。
安全に関する基本的なことが果たされていないで発生した事故によって犠牲となったとしたら、本当にいたたまれないですね。
もし、そのようなことによる事故であるのならば、それは事故ではなく、人災といってもよいのかもしれません。
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昨日昼過ぎに、所要で西麻布の大本山永平寺東京別院に行く用事があったのですが、偶然にも、坂本九さんの墓参をされるドラマスタッフ、出演者の皆さんと一緒になりました。
花の絶えることの無い坂本九さんの墓前に手を合わせて参りました。
520人もの犠牲となった方々のご冥福を改めてお祈りいたします。
山口達也らが九ちゃんにドラマ完成報告テレビ東京系ドラマ「上を向いて歩こう 坂本九物語」(21日・後9時)で故坂本九さんを演じるTOKIO・山口達也(33)が12日、東京・西麻布の長谷寺(ちょうこくじ)の九さんの墓前に、夫人で原作者の柏木由紀子とともにドラマ完成を報告した。
九さんの20回目の命日に墓前で手を合わせた山口は「報告ができてひと安心です。とにかく『初めまして』と言いたくて、自己紹介しました」。ドラマは、九さんが航空機墜落事故で亡くなるまでの生涯を描く。山口は、ヒット曲「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」などを実際に歌唱。「心地良く歌えました。生涯でも、すごくいい作品に出会えた」と感慨深げ。柏木も「坂本九の優しさと笑顔を持っている」とだぶらせていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050813-00000019-dal-ent
◇日航ジャンボ機墜落事故
85年8月12日夕、乗客・乗員524人を乗せた羽田発大阪行きの日航123便ボーイング747ジャンボ機が、32分間の迷走飛行後、群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に墜落、520人が死亡した。運輸省航空事故調査委員会(当時)は87年、事故原因を「後部圧力隔壁が壊れて客室内の高圧空気が尾部へ噴き出し、垂直尾翼を破壊した」と結論付け、ボーイング社の修理ミスを遠因と指摘した。群馬県警は88年、日航とボ社、運輸省の計20人を業務上過失致死傷容疑で前橋地検に書類送検した。しかし、遺族側による告訴・告発分も含め、89年に「嫌疑不十分」「嫌疑なし」として計31人全員の不起訴処分が決まった。
日航ジャンボ機墜落事故20年
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/japan_airlines_crash/