日本各地を空中散歩

国土交通省で国土画像情報(カラー空中写真)を公開しています。

http://w3land.mlit.go.jp/cgi-bin/WebGIS2/WF_AirTop.cgi?DT=n&IT=p

どのようなものかというと、
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● 国土画像情報(カラー空中写真)について

国土情報(国土数値情報、国土画像情報)は、我が国の国土の状況を把握し、全国総合開発計画、国土利用計画などの国土計画の策定や実施の支援に資するため、国土交通省国土計画局で整備しているものです。
そのうち、「国土画像情報(カラー空中写真)」は、昭和49年度から平成2年度にかけて、国土の全域で延べ約40万枚の写真を整備したものです(撮影は国土地理院)。撮影縮尺は1/8,000から1/15,000です。
ここ「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)」では、この国土画像情報(カラー空中写真)をブラウザで簡単に検索・閲覧することができます。カラー空中写真の画像は400dpi、100dpi、50dpiの3種類をJPEG形式で提供しています。
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ということで、ほぼ日本全土をカバーする膨大な航空写真が公開されているわけです。
試しに、貞昌院のある横浜市港南区上永谷付近の国土画像情報を見てみましょう。

昭和53年
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/ckt-77-1/c10/ckt-77-1_c10_41.jpg
昭和58年
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/83/ckt-83-3/c9b/ckt-83-3_c9b_12.jpg
昭和63年
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/88/ckt-88-2/c8/ckt-88-2_c8_25.jpg

市営地下鉄上永谷駅が開業してから、丸山台の開発、そして環状2号線の開通に向けての劇的な街の変化が見て取れます。

貞昌院の客間にも、貞昌院で撮影してきた上永谷の航空写真が展示してあります。
http://teishoin.sakura.ne.jp/sekibutu/history.html

街は常に変化し続けています。
このような記録を残していくことは、とても大切なことであります。

インターネットを通して、このような情報が簡単に手に入るということも、情報化社会ならではだと思います。

時間のあるときにゆっくりと、日本各地の航空写真を眺めてみてはいかがでしょう。

投稿者: kameno 日時: 2005年2月 9日 23:30

コメント: 日本各地を空中散歩

以前のバージョンは、特定地域の航空写真しかありませんでしたので、対象外の地域に住んでいる私にとって殆ど意味の無いものでした。
今度のものは、私たちの地域までカバーしてます。有難い事です。只、もう少し高精度のものががあればと思うのは、私だけでしょうか。

投稿者 usagi | 2005年2月17日 05:25

公開されている情報は400dpiですが、現在のネット環境だとこのあたりが限界のような気がします。

もう一つ、おすすめのサイトをご紹介します。
カーナビ感覚で閲覧できる航空写真です。
 ↓
http://www.ikutoko.com/

中之条近辺も航空写真の範囲に入っています。


また、戦後の航空写真については、米軍が昭和22年に撮影した航空写真があります。こちらはネット公開されていませんが、実費で入手できます。

投稿者 kameno | 2005年2月17日 07:10

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