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川崎・観音寺様で晋山結制行持が厳修されました。
晋山式礼
○安下処(あんげしょ)諷経
住職として寺に入る前に、旅の疲れをとり、身支度を整える場所を安下処といいます。ここで先祖供養のお経をあげます。
ののち、安居処から寺院までの約500メートルの道程を行列を作って晋(すす)みます。
行程の途中で、新しく建立された浜観音にて諷経。
これから新しい街のシンボルとなって、街を見守っていくことでしょう。
いよいよ、寺の山門前に到着。
山門法語をお唱えして、堂内へ晋みます。
○晋山開堂
新命住職が須弥壇上に上り、問答を行います。
白槌:西堂老師によって問答の内容が新命としてふさわしいことが証明されます。
○首座法戦式
修行僧のリーダーを「首座(しゅそ)」と呼びます。
首座と修行僧たちで法を戦わせる禅問答が行われます。
首座はこの法戦式により、「座元」という位に就き、首座に法戦式を任せた新命方丈は大和尚の位に就きます。
新命住職様、東堂様、首座和尚さん、弁事さん、配役の皆様、檀家の皆様、関係の皆様、まことにおめでとうございました。
付き合いの幅が広い新命住職ですので、法要に随喜がかなわなかった多くの皆様のために、一連の行持を記録にして編集し、披露の宴席で上映いたしました。
そのために、リアルタイムに編集作業が行われました。