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この再開発の中心事業として、2020年の「高輪ゲートウェイ」駅開業とそれ伴う品川駅の改良が2011年より継続的に進められてきました。
その一環として、2019年11月15日から17日かけて山手線(内回り・外回り)および京浜東北線(北行・大宮方面)の線路切替工事が行われました。
線路切換工事は11月15日の終電後から始まり、11月17日の始発までの期間に行われます。
工事内容は、山手線内回り・外回りと京浜東北線北行き・大宮方面の線路を東側へ約100mずらし、新設の「高輪ゲートウェイ」駅(2020年春開業予定)を通るルートへと変更します。
また、品川駅の利便性を図るため、京浜東北線で使用された3番線から4番線へと変更し、数年後にはその3番線のホームを拡幅し、京浜東北線大宮方面から山手線外回りへ同じホームから乗換え可能になるように改良されます。
そして、この事業による一番大きな変革は、高輪ゲートウェイ駅より西側の広大な土地が大規模再開発され、新しい街ができるということです。
そのための線路の切替工事のために、どうしても山手線と京浜東北線を工事区間において運休せざるを得ないため、下記の通りの計画運転となりました。
(1)11月16日(土)始発~16時頃までの運転計画
山手線 大崎~東京~上野間運休
・大崎~新宿~池袋~田端~上野間で折返し運転 (通常の7割程度の運転本数)
京浜東北線 品川~田町間運休
・田町駅で大宮方面に折返し運転(通常の運転本数 ※快速運転中止)
※田町~東十条間は15時頃から15時20分頃まで作業のため一時運転を見合わせます
・品川駅で大船方面に折返し運転(品川~蒲田間は通常の8割程度の運転本数)
上野東京ライン 増発
・品川~上野間で増発(1時間に1~5本程度)
※4時40分頃から品川~上野間で増発
埼京線 増発
・大崎(新木場)~赤羽間で増発(1時間に1,2本程度)
となります。
この日は人海戦術で、作業員、工事車両が現場に投入され、ほぼ時間通りに工事が進んだようです。
作業に携わった皆様、お疲れさまでした。
線路切替工事前に撮影した京浜東北線(北行・大宮方面)の品川~田町の前面展望動画をご紹介します。
右図の旧京浜東北線北行と記載した水色のルートを通っていますが、このルートを通るのは、2019年11月15日が最後になります。
そして、切替え前後の比較動画も作りましたのでご紹介します。