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曹洞宗神奈川県第二宗務所主催檀信徒研修旅行に参加しました。
日時 平成28年11月15.16日(1泊2日)
場所 長野方面
暖かい秋晴れの下、横浜駅からバスで長野へ向かいます。
1日目最初は長国寺へ。
真田山 長国寺
創立 天文16(1547)年
開山 伝為晃運
開基 真田幸隆
本尊 釈迦牟尼仏
天文16(1547)年、信濃国在地領主・真田幸隆が、伝為晃運禅師を開山第一世に招き、菩提寺として松尾城内に「真田山長谷寺」を建立したのが始まりです。
その後、永禄7(1564)年に松尾城外へと移され、禅寺として伽藍整備が進みました。江戸幕府が開かれ、真田信之が上田藩主となる元和8(1622)年、松代移封に伴い現在の場所へと移転。長松寺から長國寺名称が変更され今日にいたっています。
法堂にて研修旅行の開講諷経を修行。
各自焼香ののち、堂長老師から由緒縁起をいただきました。
真田家の菩提寺であるため、寺域には真田一族ゆかりの寺宝が数多く残っています。
特に明治5(1872)年の大火での焼失を免れた「初代松代藩主真田信之公の御霊廟」「四代真田信弘公御霊屋」は、往時の繁栄を忍ばせる豪華な造りとなっています。
霊廟の裏手には松代藩祖・初代真田信之から十代にわたる墓所があります。
庫裏玄関には大きな魚鼓が屋根空間から吊り下げられていました。
紅葉も、まさに見ごろのピークでした。
松代藩鐘楼。日本電信発祥之地でもあります。
次に松代の真田亭邸へ。
九代藩主・真田幸教が、義母・貞松院の住まいとして1864(元治元)年に建築した松代城の城外御殿です。
主屋・表門・土蔵・庭園がなど江戸末期の御殿建築の様式をよく伝える貴重な建物です。
釘隠しの意匠も素晴らしい。
真田邸のすぐ近くに樋口家住宅があります。
樋口家は藩の目付役なども務めた家柄で、主屋、土蔵、長屋、屋敷神の祠、表門、土塀、板塀が修景・復元されています。
1日目は上山田温泉に宿泊。
2日目は善光寺参りからスタートです。
善光寺は、一光三尊阿弥陀如来を御本尊とし、約1400年の歴史があります。
境内の紅葉が美しい。
旅程は、上田城へと続くのですが、私は「仏教街頭相談」へ出仕するため長野から「かがやき」で東京へ向かいました。
それにしても1時間程度で到着するとは、早い!