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高雄の佛光山に宿泊し、2日目の朝。
午前五時の境内に灯りが灯り始めます。
女性用の大悲殿と男性用の大智殿は谷を挟んだ両側にあり、暁の鐘鼓を聞くために、大悲殿前で待機しました。
大悲殿の正面には叢林学院があり、学生用の宿泊施設があります。
木版が鳴らされ、その後、鐘が鳴らされます。
鐘は谷の向こうの大智殿と交打します。
その後、太鼓を打ち鳴らします。風、雨、雷を表現した独特の打法です。
大悲殿・大智殿から朝のお勤めをするために比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷が大雄寶殿に集まっていきます。
大雄寶殿では千人規模のお勤めが行われます。
だんだんと空が明るくなってきました。
朝課ではの課踊位は中央に近い最前列。
法要中は写真を撮ることができませんので、入堂時の一コマ。
一時間ほどの朝課が終わり、列を作って雲居楼へ向かいます。
こちらで小食飯台。
この斎堂が埋まります。両面相対し、前列には比丘、比丘尼が着座。正面には五観の偈が書かれています。
千人規模の四衆が一堂に介して同時に食事をいただく光景は圧巻です。
供養呪をお唱え中に、淨人にてきぱきと給仕してもらえます。
メニューは、栗粥、白飯、豆腐、キャベツの湯引きでした。
給仕後、栗粥を副菜皿の右へ、白飯を副菜皿の左へ移動し、3口頂いて食事が始まります。
栗粥以外の器は持ち上げず、栗粥の中に移してから、栗粥の器を持ち、頂くのが作法です。
食事中は音を立てないように心がけます。
再進、淨水を受け、食事が終わると、食器はこのように重ね、箸は先を向こうに置きます。
結斉偈を唱えている間に、淨人が食器を片づけていきます。
この後、隣接されている佛陀記念館へ参拝。
その桁外れの規模に驚かされることとなります。