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2月下旬にブログ更新が一部滞っておりました。
この期間、春節の台湾へ旅行に行っておりましたので、順次ご紹介していきます。
旅行期間は平成27年2月23~27日(旧暦1月5~9日)です。
羽田空港を早朝便にて出発、雪に覆われた富士山を右に眺めながら南下していきます。
約4時間ほどで台北松山空港に到着。
街のあちこちで爆竹が鳴らされています。
いっぺんにこんなにたくさん爆発させるのですね。
台北からは新幹線にて南へ向かいます。
台中で一旦下車し、日月潭と、その畔にある玄奘寺に参拝しました。
日本統治時代(1918年)に発電に供するダム湖として造られた湖で、日月潭は台湾有数の観光地です。
現在でも発電が続けられており、台湾の水力発電全体の半分以上の発電量を誇っています。
日月潭に浮かぶラル(拉魯)島はサオ族の祖霊が宿る場所(聖地)とされています。
1999年に起きた台湾大地震の震源に近い場所でもあります。
日月潭の日潭・月潭の境に玄奘寺があります。
その名の通り、玄奘法師が祀られており、遺骨が祀られています。
遺骨は日中戦争で南京から埼玉県の慈恩寺に持ち帰り祀られていたものを、1952年に玄奘寺の中で祀られることとなりました。
その後、台南へ向かい、佛光山台南別院で夕食をいただきました。
精進料理のフルコースです。
佛光山台南別院は、台南市役所の正面に位置し、1000人収容の大本堂とホール、美術館、カルチャースクール教室などを兼ね備えた近代的な建物となっています。
心からのお見送りを受けて、いよいよ高雄の佛光山本部へ向かいます。
到着した時には既に夜10時近くでしたので、境内のライトはだいぶ落とされていました。
しかし、そのとてつもない規模はなんとなく分かります。
明朝は朝のお勤めから参加しますので、佛光山の宿坊で就寝です。