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貞昌院本堂にて、さややか寄席ー怪談夜噺が開催されました。
今日は、全国的に記録的な猛暑となり、蒸し暑い一日となりましたが、少しでも涼しく過ごす工夫としての夜噺の開催です。
お寺の本堂に講座を作り、堂内を薄暗くして、蝋燭の炎を灯し、その中での怪談夜噺です。
金原亭馬治師匠に古典落語「牡丹灯籠」を演じていただきました。
さわやか寄席-怪談夜噺
金原亭馬治(キンゲンテイウマジ)独演会日時 平成25年8月11日(日曜日) 午後5時より
場所 貞昌院 本堂にて
本堂の照明を落とし、高座の前に蝋燭を灯しました。
カラ~ン、コロ~ン・・・・・
独特の間が良いですね。
『牡丹燈籠』は、三遊亭圓朝(1839-1900)によって中国明代の小説集『剪灯新話』の『牡丹燈記』を元に落語の演目として創作された怪談噺です。
仇討や母子再会など、多くの事件と登場人物が複雑に絡み合う一大ドラマであり、長編の落語であるため、来年続編を演じていただくことになりました。
この8月11日は、三遊亭圓朝の命日でもあります。
幕末から明治にかけて落語界の大看板、圓朝師匠の『牡丹燈籠』を、この特別な日に堪能することができました。
三遊亭圓朝は禅の実践者でもあり、幕末三舟の一人、山岡鉄舟の下で禅修行を重ねていました。
山岡鉄舟、三遊亭圓朝の菩提寺である東京・谷中の 全生庵(臨済宗国泰寺派)では、圓朝忌にちなみ、8月の間、圓朝遺愛の幽霊画コレクションを公開しています。
この機会に、ご覧になることをお勧めし、ご案内いたします。