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今日は日本の広い範囲で好天に恵まれ、真夏日となった場所も多かったようです。
そんな中、宮城県から中学生たちが修学旅行で貞昌院へ訪問されました。
時々まとまった数の坐禅会は開催していますが、100名を超える人数による坐禅会は初めてです。
坐禅堂に見立てた本堂を障子で区切り、110名に対応できる「坐禅単」を作りました。
最初に、寺院の歴史と、坐禅の仕方について説明します。
半数近くの生徒は坐禅体験があるので、説明もとてもスムーズに済みました。
いよいよ坐禅開始。
止静鐘が鳴らされると、ついさっきまでの雰囲気から一転し、静寂に包まれます。
みな真剣に坐ることに徹しています。
合掌して警策を求める者も多く、そのたびに静寂の中に「ピシッ!」という音が響きます。
坐禅を2チュウ行じ、その後、法話。
時間が長く感じた人、あっという間に経過した人、時間の長さの感じ方はそれぞれです。
その後、グループに別れ、班別行動となりました。
今回訪問されたのは仙台市の公立中学校の修学旅行生です。
事前に先生方が下見に来られ、行程として決定されました。
修学旅行生の受け入れは初めてのことですが、貞昌院のような規模のお寺でも何とかなるものですね。
きっと、参加者にとっては良い経験になったことでしょう。
参加の皆さん、本当にお疲れ様でした。
今回の修学旅行生受入れにあたって、近隣の御寺院様より坐蒲をお借りいたしました。
T寺様、R寺様、K院様、S寺様、有難うございました。
おかげさまで全員坐蒲を使用することが出来ました。
また、お手伝いいただきましたT師、K師、有難うございました!