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研修会会場となる大雄山最乗寺で、研修会前夜に関東管区婦人会施主ふよる御供式(ごくうしき)が厳修されました。
大雄山最乗寺の開山・了庵慧明禅師のもとに参じ、主に土木の業に従事、約1年にして伽藍建立の大事業を完遂した道了尊者は、了庵慧明禅師ご遷化の後、大雄山を護り多くの人々を利済するために五大誓願文を唱えて姿を変え道了大薩埵として山中に身を隠されま
した。
最乗寺の守護でもある道了大薩埵に御供えをする儀式が、御供式であります。
夜も更け始める午後8時に打出しとなるため、それにあわせて最乗寺に集合します。
既に境内は闇に包まれています。
法堂正面を通り
蝋燭の明かりに照らし出された参道を進みます。
平時は結界が張られ、通行禁止となっている御供橋が、この時には開けられます。
午後8時、大梵鐘と法螺貝が吹き鳴らされ、法要開式となります。
<法要が始まってからは撮影が厳禁となりますので、写真はありません>
厳粛な御供式が終わり、法堂にて後半の法要と、山主老師からの法話をいただきました。
御供橋の手前が「佛」の世界、御供橋より先が「神」の世界ともいえます。