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これまで何度か書いてきた通り、横浜市港南区は、富士山のほぼ真東に位置します。
このために、彼岸の時期には富士山の方向に沈む夕日を見ることができます。
富士山の頂上に太陽が重なる現象を「ダイヤモンド富士」と呼びます。
港南区にはかつて武相国境となっていた分水嶺の丘が南北を貫いていますので、富士山方面の見晴らしが良い場所が多いので、彼岸の時期にダイヤモンド富士を見る絶好の場所なのです。
今年秋の彼岸に、どの位置で、いつダイヤモンド富士を見ることが出来るかを、フリーソフト カシミール を用いて計算してみました。
このような感じで、南から北へダイヤモンド富士を見ることができる場所が毎日移動していきます。
主だったポイントでのシミュレーション画像を作成してみました。
(1)円海山の南、釜利谷JCT付近より。9月16日17時33分にダイヤモンド富士となります。直前に沈む細い月も見ることができるでしょう。
(2)日限山と舞岡公園の間から。9月23日17時22分が見頃です。
(3)上永谷1丁目富士見台・島越付近より。9月26日17時18分にダイヤモンド富士になります。
ダイヤモンド富士の観測地点は、このように毎日徐々に北上していきます。
何度かチャンスがありますので、曇で見えなくても他の日に見ることが出来る可能性も大です。
是非、是非天気のよい日に眺めてみてください。
夕方から夜への空の色の変化も美しいものです。