福島原発2号機が爆発

1号機、3号機に引続き、今朝爆発音がしたそうです。


2号機で爆発音 損傷の恐れも

経済産業省原子力安全・保安院に東京電力から入った連絡によると、15日午前6時10分ごろ、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所2号機で爆発音がした。原子炉格納容器につながる圧力抑制室の気圧が下がっており、損傷した恐れがあるという。(毎日新聞 - 03月15日 08:13)


 

今回の爆発は、これまでの建屋の水素爆発でしたが、今回は核燃料格納容器に関連する設備に損傷の可能性がある深刻な事態が発生している恐れがあります。
今後の情報にはくれぐれもデマ情報には惑わされないよう、かつ正確な情報を収集するために今まで以上に注意が必要です。
計画停電の実施に備え、携帯用ラジオなど情報源の確保も大切です。

それにしても爆発から2時間経過後の報道ってどういうことなのでしょうか。

 

12日に書いた 原子力発電所炉心溶融か の深刻な事態が生じないことを願います。

 

テレビの報道体制に注文があります。
どの局も、24時間体制で震災報道をおこなっていますが、被災地リポート、政府の会見、東電の会見、有識者の見解等々、どれの局もごっちゃになっています。
このような事態ですから
・被災地の状況、安否者、不明者を流す局
・原子力発電所関連の情報を流す局
・記者会見を中心に流す局
・停電や交通情報ライフラインの状況を流す局
・震災以外の一般ニュースを流す局
というように分担して放送するなどは出来ないのでしょうか。

 

 

昨日は、鉄道各社が運行を最低限に抑制したため、都心に向かう道路は通勤の車で溢れたようです。
このことは、燃料資源の無駄な消費につながりますし、救急車がガソリンスタンドの長い列に並んで給油待ちをしている異常な光景を何度も目にしました。
さらに、過度の交通渋滞は、緊急車両や物資輸送車両の通行に支障をきたしています。

首都圏で食料品の買いだめが起こることにより、その分被災地に食料が届かない。
被災地で無い地域でも、一人暮らしの高齢者が食料品を購入することが出来ない。
譲り合いの心を欠如した社会では、常に弱者に皺寄せが来ます。

政府には、総体的な復興計画が管理されていないことを早急に見直していただき、政令を定めるなどの施策を取るべきでしょう。
そして、民間レベルとしては、必要とされている物資を必要とされている場所に届けるにはどうしたらよいかを一人ひとりで考えていきたいものです。

投稿者: kameno 日時: March 15, 2011 8:49 AM

コメント: 福島原発2号機が爆発

原発事故の予測は、2006年にある政党の国会議員の質問で明らかでした。
にもかかわらず、何の対策も取っていなかった政府の不作為責任は、逃れられないと思います。
少なくとも、プルサーマルを止めていたら、もっと事故の影響は軽かったのではないでしょうか。
事実、プルサーマルをやっていなかった、第二原発も同じ冷却系のトラブルを抱えていましたが、安全に止まりました。
プルトニウムは、ウラニウムよりも核分裂しやすいため、原子炉を止めにくい欠点があります。
また、死の灰を大量に出す欠点があります。

投稿者 Tadashi | March 24, 2011 7:24 AM

Tadashi様
福島第一原子力発電所の3号機はプルサーマル機ですから、これをどのように止められるかが鍵となりそうですね。
それにしても、行き場の無い使用済み核燃料棒を原子炉上部の燃料プールに保存しておくという設計もどうかと思っています。

投稿者 kameno | March 24, 2011 7:46 AM

プルトニウムの核分裂によってできる死の灰には、α崩壊する核種が多く含まれていて、α粒子を出した反動で、弾き飛ばされた残りの原子核が、ウランやプルトニウム等の重い原子核に衝突するとき、大量の崩壊熱を発生します。
このことが、冷却を困難にしている原因です。

投稿者 Tadashi | March 24, 2011 12:41 PM

3号機では、すでに原子炉損傷などの原因により、放射性物質を閉じ込められていない状態になっています。やっかいな問題ですね。

投稿者 kameno | March 25, 2011 2:21 PM

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