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「うーわぁ!! 見て?! まるで味覚の宝石箱や?!」
2009年3月3日(火)?6日(金)の4日間、幕張メッセにて FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展が開催されております。
FOODEX JAPANは、アジア最大級の食品・飲料専門展示会であり、1976年より毎年開催、今年で34回目となる最新の“食”に関する情報発信と、食品業界の交流を目的としたイベントです。
この中で、国際展示場 第8ホールに「和のひろば」が設けられ、特設ステージで様々な日本の「食」についてのテーマ発表が行われております。
初日の特設ステージでの一時間枠をSOTO禅インターナショナルに依頼されましたので、禅道場での食事作法を中心に日本文化の礎となっている「禅の食事」について展示発表を行いました。
3月3日
10:00 DVD Food of JAPAN
10:30 日本茶のおいしい淹れ方講座
11:30 DVD GOCHISO
12:00 日本食クイズ
12:30 DVD Food of JAPAN
13:30 世界から見る日本の健康料理・精進料理 ←【SZIはココを担当いたしました】
14:30 DVD GOCHISO
15:00 日本茶のおいしい淹れ方講座
16:00 DVD Food of JAPAN
16:00 日本食クイズ
17:00 DVD GOCHISO
具体的な内容は
■修行僧の食事
■世界の精進料理
■食事作法(僧堂飯台実演)
■食事の心構え(典座教訓や五観の偈などの説明)
■精進料理と健康
■ごま豆腐の試食
であり、説明は日本語と英語により行われました。
私は維那+送供+浄人をさせていただきました。
ごま豆腐も手作りのものです。
それにしてもアジア最大と謳うだけあって、すさまじく大規模なイベントです。
世界にはこんなにも「食」があるのかということにも驚かされますし、次々と新しい「食」も生み出されています。
人類の「食」に対する探究心はどこまでもどこまでも続くようです。
その中で、800年にも亘り変わらずに脈々と受け継がれている禅の食事作法、その心構えは現代社会だからこそ余計に重みを増していると感じます。
変わることも大事ですが、変わらないということも大切なことなのです。
ブースにいらっしゃったフードコーディネーターの方も、近くの出展者の方々からも、大変参考になったと仰っていただけました。
同じ「和の広場」コーナーではこのようなお茶も。
第一日目の開催報告がされていました。
3月3日(火)、農林水産大臣政務官 江藤 拓氏や各国大使を招いたオープニングセレモニーとともに、FOODEX JAPAN 2009が開会、日本をはじめ世界59の国と地域から2,393社が出展。
入場登録者数はこの日は 17,010人だったそうです。
⇒http://www2.jma.or.jp/foodex/ja/vis_6.html
出演の合間に、ブースの中の「食」の数々を堪能させていただきました。
注:この展示会は基本的に食品流通関係者のみを対象としたものですので一般来場者は5000円の登録参加が必要となります。
また、入口では厳重なセキュリティーチェックがあり、一般の方のカメラの持込み・撮影は禁止となっております。
■関連リンク
FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展(公式サイト)
> kameno先生
お疲れ様でした。楽しいイベントでしたね。先生の準備も完璧でしたので、我々の企画を見学していただいた方も、楽しかったのではないでしょうか?
投稿者 tenjin95 | 2009年3月 5日 06:51
tenjin95さん
丸々一日居ても時間が足りないくらいのイベントでしたね、多くの来場者を集めるという理由がよく分かります。
それにしても、あれだけの「かぶりつき」の人達の前で、展鉢を普段どおりに進めていったのはさすがだと感じました。
一般の方々にとっても滅多に見ることができないことでしょうから貴重なものとなったはずです。
お疲れ様でした!
投稿者 kameno | 2009年3月 5日 07:25