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裏庭に設置するべく発注していた水琴窟が届きました。
今回注文していたものは東邦ガステクノ で発売している 中部国際空港開港記念・ 常滑焼水琴窟 『水琴の舞』 です。
常滑焼伝統工芸士前川賢吾さんによる本格的な常滑焼で、きちんと製作者陶歴も付いてきました。
その特長は
(1)土の色合いを生かした素朴な感じのデザインを強調しました。
(2)一つ一つが、手造りです。
(3)伝統ある常滑焼の産地生産とシンプルなデザインでリーズナブルな価格を実現しました。
(4)水は掛け流し式のため屋外設置に適しています。
(5)据置場所を考慮して、大きさは大、中、小の3種類としました。
(6)金属コックを取り付けたことにより、水位の調整ができ音色を変えることが出来ます。
(7)水甕及び玄関先などの飾り物としても使用できます。
というものです。
水琴窟というと高値の華で、設置も大変、メンテナンスも大変というイメージがありますが、水琴の舞は、その欠点を一気に解消しています。
まさに裏庭の蹲に設置するにはもってこいです。
この受け皿の形状が様々な大きさの水滴をつくりだし、発生した音が陶器の壷によって増幅されます。
そういえば、陶器の壷は能舞台の縁の下に置かれて音響装置としても使われていますね。
埋込ではないため、メンテナンスは簡単。
設置もとても楽。
費用は水琴の舞の費用のみで済みました。
(設置工事費用は自分で行いましたから掛かっていません)
蹲へ導く竹筒の途中に穴を開けて水琴窟に流れるようにしました。
この水は裏山の自然の水を導いています。
設置後、最初に録音した水琴窟の音をご紹介いたします。
貞昌院へお越しの際は、是非この美しい音色をお楽しみ下さい。
先日の 雨粒はどんな形? でご紹介した蹲に流れる音と比較してみてください。
心が癒され、心の中が澄み渡るような音色です。
ありがとうございます。
投稿者 zazen256 | 2008年3月23日 04:26
こんな便利な水琴窟があるとは、知りませんでした。
水琴窟の音色を聞くと、落ち着きますね。
投稿者 anpan | 2008年3月23日 13:17
zazen256さん
anpanさん
コメントありがとうございます。
水琴窟の音のでる仕組みは奥が深いです。
なぜこのような美しい音が出るのか、今度じっくり解明してみたいと思います。
投稿者 kameno | 2008年3月23日 23:27